レコード評議会

お気に入りのレコードについてのあれこれ

The Meeting Place / XTC【UK盤】

予告通り、今回の「レコード評議会」もXTCです。

 

スカイラーキング」からのシングルカット第2弾であるこれを採り上げよう。

 

 

XTC

The Meeting Place

UK盤(1987年)

Virgin

VS912-12

SideA:VS 91212 A-1U-1-1=1

SideB:VS 91212 B-1U-1-1-4


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A1. The Meeting Place

A2. The Man Who Sailed Around His Soul

XTC Home Demos

B1. Terrorism

B2. Let's Make A Den

B3. Find The Fox

B4. The Troubles

 

 

"The Meeting Place"の12インチシングル。

 

スカイラーキング」のリリース日が1986年10月27日なのに対して、シングルは翌年1987年2月2日にリリースされている。

 

 

7インチシングルは"The Meeting Place"と"The Man Who Sailed Around His Sou"のカップリング。どちらも「スカイラーキング」に収録されており、アルバムを持っている人にとってお買い得感は無い。

 

但し、この12インチシングルは、B面に「XTC Home Demos」と題して、デモ音源ながら4曲も収録されており、なかなか興味深い内容となっている。

 

 

前回同様、勝手な印象を含めて、各曲を紹介しよう。

   A:アンディ・パートリッジ作曲

   C:コリン・モールディング作曲

  ⭐️の数:個人的に好きな度合い(最高で⭐️5つ)

 

 

A1. The Meeting Place  (C) ⭐️⭐️⭐️

コリンが言うには、かつての子供番組"Toytown"を思い起こさせる様な循環コードによるリフで作った曲ということで、ノスタルジックな感じの曲だ。

アルバムのバージョンと何の変わりも無いが、45回転の効果から音の密度が濃く、様々な効果音がよく聴こえるのでポイントが高い。

音の良さに免じて、⭐️⭐️ から⭐️⭐️⭐️にアップしておく。

 

A2. The Man Who Sailed Around His Soul (A)

                        ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

アンディがトッドに「理想を言うなら、ビートニクな、実存主義的なスパイ映画のサウンドトラックのようにしてほしい。できるか?」と注文したという、スパイ映画で流れるシネ・ジャズの様な曲。歌詞無しのインストにしても通用すると思う。

Aメロは7拍子と変拍子なのだが、不自然さが全く感じられない。アンディの才能の高さを感じる。

これもアルバムのバージョンと同じだが、45回転の効果から音が頗る良く、ハードボイルドさ、カッコ良さが増している。

音の良さから、⭐️⭐️⭐️⭐️から⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️にアップ。

 

 

B面は「XTC Home Demos」と題したデモ音源。

 

B1. Terrorism (A) ⭐️⭐️

アラブ風のフレーズに乗って「テロリズム ♪」と歌う。

曲そのものは"Garden Of Earthly Delights"っぽい感じで、悪く無い。

但し、歌詞がこれではアルバムに採用されることは無いわな(←Virginにやめとけと言われたのだろう)

 

B2. Let's Make A Den (A) ⭐️

ノベルティ・ソングと言うか、コミック・ソングと言うか、そんな感じ。

 

B3. Find The Fox (C) ⭐️⭐️

他のコリンの曲と比べても遜色ないと思う。

しっかりと取り組んでいたら、良い感じになったのでは?

 

B4. The Troubles  (A) ⭐️⭐️

イギリスのギターポップといった感じで、結構良い。

何故仕上げなかったのだろう。もったいない。

しっかり仕上げていたら⭐️⭐️⭐️⭐️になっていたかも。

 

 

以上全6曲、デモの4曲は興味深くはあるが所詮デモなので、やっぱり聴きどころはA面の2曲。

アルバムと同じバージョンではあるものの、45回転の威力から音が頗る良いので、手に入れる価値はあったな、と。

 


ということで、次回の「レコード評議会」もXTCです。