2025-01-01から1年間の記事一覧
前回の「レコード評議会」では、ジャパンの1981年アルバム「Tin Drum:錻力の太鼓」を採り上げた。 1982年に解散するジャパンの最後のスタジオ・アルバムである。 となると、この盤を持っている以上は採り上げない訳にはいかない。 Rain Tree Crow Rain Tree…
前回はデヴィッド・トーンの「Cloud About Mercury:クラウド・アバウト・マーキュリー」というアルバムを採り上げた。 ビル・ブルーフォードとトニー・レヴィンが参加していることから、今回の「レコード評議会」はディシプリン期のキング・クリムゾンにし…
「レコード評議会」なので、幅広いジャンルを採り上げなければ… と思いつつ、最近は特定のバンドに偏っていたと思う。 そこで、あまり有名で無いと言うか、一般的にはほとんど知られていないのではないか?という盤を採り上げてみたい。 David Torn Cloud Ab…
2025年6月11日、ブライアン・ウィルソンが82歳の生涯を閉じた。 追悼の意を込めてこのアルバムを採り上げる。 The Beach Boys Surf's Up US盤(1971年) Brother Records / Reprise Records RS 6453 SideA:RS-6453 31236-1 (Artisan Recorders logo) SideB…
前3回は「B-SELSで買ったレコード」シリーズ:シーズン12だった訳だが、その最終回で「リボルバー」スペイン・モノラル盤を採り上げた。 その流れで、今回の「レコード評議会」はこの2枚を採り上げようと思う。 1枚は… The Beatles Revolver UK盤(1966年)…
今回の「レコード評議会」も「B-SELSで買ったレコード」シリーズ:シーズン12ですが、最終回となります。 では、今回採り上げる盤は何なのか、と言いますと… B-SELSではいつも大音量でレコードがかかっている。 お客さんが試聴している時もあれば、ご店主が…
今回の「レコード評議会」も「B-SELSで買ったレコード」シリーズ:シーズン12となります。 前回はあまりにも長くなってしまったので、今回は軽いタッチで行こうと思います。 ということで、今回はこのシングル盤。 The Beatles The Long And Winding Road US…
「万国博覧会」に行ってきた。 但し、世間では「万国博覧会」は「大阪・関西万博」を指すのだろうが、私にとっては「ビートルズのレコード万国博覧会」ということで、B-SELS のことである。 世界各国のビートルズのレコードがずらりと並んだその様は正に「万…
前回の記事「ラバー・ソウル」UK・モノラル盤 マト5がB-SELSで紹介され、また過分な評価をいただきました。ご店主、ありがとうございます!恐縮です。 そして、またまたビートルズ学を深めるきっかけを与えていただき、感謝感謝です!大変勉強なりました(→…
今回も 魔窟から足抜けが出来ず… いや、 桃源郷に浸っていたいのか… ということで、今回の「レコード評議会」も… The Beatles Rubber Soul UK盤(1965年 / 1966年? )モノラル Parlophone PMC 1267 SideA:XEX 579-5 1 HP SideB:XEX 580-5 1 MM 「ラバー・…
前回で「B-SELSで買ったレコード」シリーズ:シーズン11は終了したのだが、いつも通りその余波が残っている。 B-SELSに行くということは、魔窟に足を踏み入れるということなので、なかなか足抜けが出来ないのだ。 ということで、今回の「レコード評議会」も…
前回に続き「B-SELSで買ったレコード」シリーズ:シーズン11。 東欧盤と南欧盤を買ったのだが、前回は東欧盤を採り上げた。 その東欧盤とはチェコスロバキア盤、これが素晴らしく良い音であった。 で、残る南欧盤はというと、スペイン盤である。 ということ…
今回の「レコード評議会」は前回予告の通り「B-SELSで買ったレコード」シリーズ:シーズン11。 そう、またB-SELSに行ってきた。 前回は3月だったので、1ヶ月ぶりである。 東京在住で気軽に行けないのだが、偶々仕事で関西出張が入ったので、これは行かない手…
前回で「B-SELSで買ったレコード」シリーズ:シーズン10は終了したのだが、余波が残っている。 ビートルズを採り上げると、そっちの世界からなかなか帰って来れなくなるのは、いつものことである。 ということで、今回の「レコード評議会」は前回の流れから…
「レコード評議会」がお送りする「B-SELSで買ったレコード」シリーズ:シーズン10も今回で最終回になります。 これまでの盤はUSキャピトル盤LPやフランス盤EPということで、UK盤とは違った音を楽しめたり、新たな発見もあったりで、これはこれでとても気に入…
今回の「レコード評議会」も「B-SELSで買ったレコード」シリーズ:シーズン10の続きです。 B-SELSの品揃え豊富なシングル&EPの棚からフランス盤EP「Chansons Du Film "4 Garçons Dans Le Vent"」と共に手に取ったのがこの盤。 Les Beatles Kansas City(7" EP…
前回より「レコード評議会」は「B-SELSで買ったレコード」シリーズ:シーズン10に突入しています。 スゴイ品揃えのB-SELS。 LPのみならず、シングルやEPの品揃えもスゴイ。 UK盤、US盤、日本盤のみならず、欧州、アフリカ、中南米、オセアニアなどなど、世界…
B-SELSに行ってきた。 前回訪問したのは12月だったので、3ヶ月ぶりだ。 そう、前回唐突にビートルズを採り上げたのは、シーズン10への序曲だった訳です。 Rarities / The Beatles【UK盤】 - レコード評議会 この記事もB-SELSの日記(2025年3月8日の日記)に…
この「レコード評議会」、2023年11月に開始し、2年以上が経った。 ようやく記事数も150ほどになるのだが、そのうち1/3以上がビートルズ絡みである。一度書き出すと、なかなか抜け出せなくなるので、どうしても多くなってしまうのだ。 そんなことで良いのか?…
スティーリー・ダン絡みということで、前回はウォルター・ベッカーとドナルド・フェイゲンがプロデュースしたジャズ・アルバムを採り上げた。 さあ、今回こそ「Gaucho」だろう、と思ったのだが… その前に「Gaucho」と言えば、これに触れない訳にはいかないだ…
スティーリー・ダンが続いている。 今まで採り上げたアルバムは以下の通り。 4thアルバム「Katy Lied:嘘つきケイティ」(1975年) 5thアルバム「The Royal Scam:幻想の摩天楼」(1976年) 6thアルバム「Aja:彩 (エイジャ) 」(1977年) ベスト盤「Greatest Hits…
ここのところ「レコード評議会」はスティーリー・ダンが続いている。 で、「Aja:彩 (エイジャ) 」(1977年)、「Greatest Hits 1972-1978」(1978年)と来れば、次は「Gaucho」だろうということで、記事を書いていたのだが… ほとんど書き上げたところで、 …誤っ…
前回がスティーリー・ダンの「Aja:彩 (エイジャ) 」なのであれば、今回は当然「Gaucho」だろう、と自分でも思っていたのだが… こんな盤も手元にあったので、今回の「レコード評議会」はこれにする。 Steely Dan Greatest Hits 1972-1978 US盤(1978年) ABC…
スティーリー・ダンの日本独自編集盤「Steely Dan」を前回採り上げた。 となると、今回の「レコード評議会」は必然的にこうなる、と… Steely Dan Aja US盤(1977年) ABC Records AB-1006 SideA: T1 AB 1006 (RE-3) - A T4 SideB: T1 AB 1006 (RE-3) - B -…
2022年11月に開始した「レコード評議会」。 まえがきを除くと、最初の議題は当然にビートルズだった。 では、2つ目の議題は何だったかと言うと、スティーリー・ダンだった。 しかも同じアルバムでUS盤、UK盤、イスラエル盤と3枚一緒に採り上げていた。 にも…
今回の「レコード評議会」も前々回・前回からの続き。 前回こんなことを書いた。 "Heroes And Villains"の聴き比べをしてみた。 王道:モノラルのシングル盤をモノラル針で聴く 邪道:アルバム「スマイリー・スマイル」のステレオ盤(擬似ステレオ盤)をモノ…
今回の「レコード評議会」は前回からの続き。 前回こんなことを書いた。 ビーチ・ボーイズのアルバム「スマイリー・スマイル」はモノラル・ミックスのみしか作られず、ステレオ盤は全て擬似ステレオだった。 それをモノラル針でモノラル化したら、普通にモノ…
年が明けて、散歩方々、レコード屋に寄ってみた。 年始早々からレコード屋… と思ったりもしたが、このブログをご覧いただいている方であれば、普通の行動と思う。 で、こんな盤を見つけたので、今年初めの「レコード評議会」は… The Beach Boys Smiley Smile…