2022年11月に開始した「レコード評議会」。 まえがきを除くと、最初の議題は当然にビートルズだった。 では、2つ目の議題は何だったかと言うと、スティーリー・ダンだった。 しかも同じアルバムでUS盤、UK盤、イスラエル盤と3枚一緒に採り上げていた。 にも…
今回の「レコード評議会」も前々回・前回からの続き。 前回こんなことを書いた。 "Heroes And Villains"の聴き比べをしてみた。 王道:モノラルのシングル盤をモノラル針で聴く 邪道:アルバム「スマイリー・スマイル」のステレオ盤(擬似ステレオ盤)をモノ…
今回の「レコード評議会」は前回からの続き。 前回こんなことを書いた。 ビーチ・ボーイズのアルバム「スマイリー・スマイル」はモノラル・ミックスのみしか作られず、ステレオ盤は全て擬似ステレオだった。 それをモノラル針でモノラル化したら、普通にモノ…
年が明けて、散歩方々、レコード屋に寄ってみた。 年始早々からレコード屋… と思ったりもしたが、このブログをご覧いただいている方であれば、普通の行動と思う。 で、こんな盤を見つけたので、今年初めの「レコード評議会」は… The Beach Boys Smiley Smile…
今回の「レコード評議会」も前々回からの「B-SELSで買ったレコード」シリーズの続き。3回にわたるシーズン9の最後となります。 アルバム2枚の購入を決め、シングル盤の棚を掘る。 いつもながらの圧巻の品揃えなのだが、イタリア盤が大量に出品されていた。 …
今回の「レコード評議会」は前回からの「B-SELSで買ったレコード」シリーズの続きです。 「ラバー・ソウル」ステレオのデンマーク盤を購入することにした後、さてどうしようとレコード棚を改めて眺める。 すると、棚の一番手前に並んでいるため、否応無く目…
B-SELSに行ってきた。 前回訪問したのは10月だったので、2ヶ月ぶりだ。 ということで、「レコード評議会」は今回から3回にわたって「B-SELSで買ったレコード」シリーズ:シーズン9となります。 私「年内に来れるとは思っていなかったのですが、偶々関西に用…
先日のライヴ以来、ブラジル熱が上がり、前回の「レコード評議会」ではアジムスのアルバム「ライト・アズ・ア・フェザー」を採り上げた。 ブラジリアン・フュージョンと言えば真っ先に浮かぶアルバムだ。 だが、知名度では劣るものの、内容ではこれに匹敵す…
先日のライヴ(リー・リトナー&デイヴ・グルーシンによる、イヴァン・リンスをフィーチャーしたライヴ)をきっかけにブラジル熱が上がってきた。 ということで、今回の「レコード評議会」は、ブラジリアン・フュージョンの名盤とされるこれを採り上げる。 A…
今回の「レコード評議会」は前回からの続き… リー・リトナー&デイヴ・グルーシンによる、イヴァン・リンスをフィーチャーしたライヴを観に行ってきた、ということで、前回採り上げたのがこれ☟ で、今回採り上げるのはライヴに先立ってリリースされたこのア…
2024年11月17日、リー・リトナー&デイヴ・グルーシンによる、イヴァン・リンスをフィーチャーしたライヴを観にミューザ川崎に行ってきた。 Lee Ritenour & Dave Grusin with Brasilian Friends featuring Ivan Lins ライヴの前半は、リー・リトナーのギター…
2024年11月9日、ルー・ドナルドソンが亡くなった。享年98歳。 新聞にはこの様に載っていた。 ルー・ドナルドソンさん(米ジャズサックス奏者)公式ホームページによると、9日に死去、98歳。 50年代から活躍し、ビバップからハードバップ、ソウルジャズなどへ…
2024年11月3日、クインシー・ジョーンズがロサンゼルスの自宅で亡くなった。享年91歳。 ジャズ・ミュージシャン、コンポーザー(作曲家)、アレンジャー(編曲家)、プロデューサー…と、彼の活躍の幅はあまりにも広い。 ジャズ、フュージョン、ソウル、R&B、…
前回に続き「レコード評議会」は「B-SELSで買ったレコード」シリーズとなります… 「ヘルプ!」のイタリア盤「Aiuto!」、そしてストロベリーのメキシコ盤EPの購入を決めた後、改めてアルバムコーナーを見る。 レコード棚の左側からリリース順にアルバムが並ん…
前回に続き「レコード評議会」は「B-SELSで買ったレコード」シリーズとなります… 「ヘルプ!」のイタリア盤「Aiuto!」の購入を決めた後、シングル盤・EP盤コーナーを見ると、いつもながらの凄い品揃えだ。 英国、欧州、日本、米国、南米、アフリカ、アジア、…
B-SELSに行ってきた。 このブログをご覧いただいている方々であれば、説明を要しないであろうが、一応説明しておくと「近鉄奈良駅のすぐ近くにある、ビートルズ専門のアナログ・レコード専門店」である。 (HP:B-SELS ビーセルズ ) その品揃えは量・質とも…
7回にわたり続けてきた「レコード評議会」イヴァン・リンス・シリーズ。 ここのところ、ずっと聴いてきたが、イヴァン・リンスは本当に稀代のメロディメイカー、天性のメロディメイカーだ。 で、手持ちの盤も残り1枚ということで、ついに最終回。 Ivan Lins I…
イヴァン・リンス続きの「レコード評議会」だが、まだ手元にあるので、終わらない。 ということで、今回はこれ… Ivan Lins 20 Anos Ao Vivo ブラジル盤(1991年) Som Livre 406.0113 SideA:S G 406.0113-A SideB:S G 406.0113-B SideA 1. Madalena 2. Ago…
「レコード評議会」はイヴァン・リンスが続いている… イヴァン・リンスの活躍の場は、1970年代はブラジル国内のみだったが、1980年代に入って様々なミュージシャンに曲がカバーされるようになり、アメリカなどワールドワイドでも徐々に知られるようになって…
4回にわたって続けてきたイヴァン・リンスだが、まだもう少し手元にあるので、この際だから全て採り上げてしまおう。 ということで、今回の「レコード評議会」はこちら… Ivan Lins Juntos ブラジル盤(1984年 / 1986年セカンドプレス) Philips 8226721 Side…
イヴァン・リンスが続いているが、聴くほどにその素晴らしい音楽に魅了されてしまう。 音楽の3要素は、メロディ、ハーモニー、リズムだが、私はハーモニーとリズムに意識を向けて聴いていることが多い。 例えば、 音の響きが素晴らしいな、音の重ね方が面白…
2回にわたってイヴァン・リンスを採り上げてきた訳だが、ここで止めるわけには行かない。 ということで、今回の「レコード評議会」はこちら。 Ivan Lins Novo Tempo ブラジル盤(1980年) EMI 31C 064 422872D SideA:422872.D-A 1-1-1-22 SideB:422872.D-B…
ブラジル・シリーズということで前回はイヴァン・リンスだった訳だが、久しぶりに聴いたらやっぱり素晴らしい音楽だな、と。 ということで、今回の「レコード評議会」もイヴァン・リンスを採り上げたい。 Ivan Lins A Noite ブラジル盤(1979年) EMI 31C 06…
夏ということもあって、続けてブラジルものを採り上げてきた。 で、ブラジルと言えばこの人、という人はまだまだいる。 アントニオ・カルロス・ジョビン、ジョアン・ジルベルトは絶対に外せないし、ブラジリアン・フュージョンのアジムスも有名だ。 で、この…
前回の「レコード評議会」はミルトン・ナシメントの「ミルトン」だったのだが、そうなるとこれを採り上げない訳にはいかない。 Wayne Shorter Featuring Milton Nascimento Native Dancer US盤(1975年) Columbia PC 33418 Side1:PAL-33418-2A Why Side2:…
「レコード評議会」の議題を選ぶに際しては、前回からの繋がりを心掛けている。 まあ、心掛けてはいるものの、そうならないことも多いが… ということで、前回のトニーニョ・オルタからの流れで、ブラジルものにしようと思う。 夏でもあることだし… Milton Na…
前回は、1980年のコンピレーション・アルバム「ビートルズ・バラード・ベスト20」のブラジル盤を採り上げた訳だが、何とも大らかと言うか、テキトーと言うか、ブラジルEMIがやらかしてくれた盤であった。 詳しくは前回の記事をご覧いただきたいが、ビートル…
毎日のようにB-SELSの日記を拝見してるのだが、こんな記事があった。 B-SELS 2024年7月21日の日記 5月にB-SELSで購入たストロベリーのデンマーク盤シングルを「レコード評議会」で記事にしたのだが、それをご覧になった方が「記事を読んで、デンマークのスト…
2022年11月に開始した「レコード評議会」だが、最初の頃の記事にこんなことを書いた。 中学生の頃から音楽を聴き始め、学生時代はクラシックとロックとを並行して聴き散らかしていた。 クラシック:ベルリオーズ、リスト、ワーグナー、マーラー、チャイコフ…
まだ続くのか、XTC… 続きます… 今までに以下のアルバムを採り上げてきた。 「オレンジズ・アンド・レモンズ」 「スカイラーキング」 「ザ・ビッグ・エクスプレス」 「ママー」 「イングリッシュ・セトルメント」 リリースの逆順に採り上げてきた訳だが、もう…