レコード評議会

お気に入りのレコードについてのあれこれ

Machine Head / Deep Purple【イスラエル盤】

前4回にわたってレッド・ツェッペリンを採り上げてきた訳だが、だったらこのバンドはどうなんだ、ということになる。

 

色々な雑誌ギター・マガジンBURRN!など)で、何かにつけてよく比較されていたように記憶している。

 

ということで、今回の「レコード評議会」だが、日本ではレッド・ツェッペリンライバルと言われていたこのバンドの最も有名なアルバムを採り上げよう。

 

 

Deep Purple

Machine Head

イスラエル盤(1972年)

Purple Records

TPSA 7504

Side1:TPSA 7504 A-1U

Side2:TPSA 7504 B-1U


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Side1

  1. Highway Star

  2. Maybe I'm A Leo

  3. Pictures Of Home

  4. Never Before

Side2

  1. Smoke On The Water

  2. Lazy

  3. Space Truckin'

 

 

ディープ・パープルの「マシン・ヘッド」。

そのUKマザーイスラエル

 

 

このアルバムは彼らの最高傑作と言われている。

ChatGPTに聞いてみてもこのような回答だ。

『ディープ・パープルの最高傑作としては、多くのファンが「Machine Head」を挙げることがあります。このアルバムには「Smoke On The Water」などのクラシック曲が収録されています』

 

超有名曲"Smoke On The Water"と"Highway Star"が収録されている。

"Smoke On The Water"、ギターのリフと言えば真っ先に浮かぶ曲であり、一時期ギター・ショップの壁には「No Stairway To Heaven(天国への階段は演奏禁止)」とともに「No Smoke On The Water(スモーク・オン・ザ・ウォーターは演奏禁止)」との貼り紙があったほど、超有名なリフだ。

 

"Highway Star"、ギターのソロと言えば真っ先に浮かぶ曲であり、クラシカルなフレーズの速弾きギターというスタイルを確立したのもこのギター・ソロだ。

 

その他にも、ライブでの定番"Space Truckin'"や7分超に及ぶ大作"Lazy"も収録されている。

 

その他、シングル曲の"Never Before"や"Maybe I'm A Leo"、"Pictures Of Home"も曲の出来は悪く無い。と言うか、良い方だろう。

 

隙の無い、捨て曲無しの正に最高傑作と言って良いアルバムだ。

 

第二期ディープ・パープルと呼ばれるメンバーの持てるものが最も良い形でアルバムになったものと言えよう。

 

 第二期ディープ・パープル

  イアン・ギラン:ボーカル

  リッチー・ブラックモア:ギター

  ジョン・ロード:キーボード

  ロジャー・グローヴァー:ベース

  イアン・ペイス:ドラムス

 

うーむ、こうやってメンバー名を並べてみると、学生時代に熱中して聴いていた頃の気持ちを思い出すな、と。今から思うと何でそんなに熱中して聴いていたのか?と少し気恥ずかしく思ったりもするが…

でもやっぱり、リッチーギター・ヒーローだったし、カリスマだったよな…

 

 

さてこのイスラエルなのだが、何故イスラエルなのかと言うと、例によってビニールの材質の差からベースがデカいと言われているその音を聴いてみたい、と思ったからだ(ということで、discogsで購入)

 

(ベースがデカいと言われるイスラエル盤の例)

    Abbey Road / The Beatles【イスラエル盤】

    The Royal Scam / Steely Dan【US盤、UK盤、イスラエル盤】

 

 

マトはUKオリジナル盤と同じ。UKマザーということに加え、プレス枚数は多くはないだろうからスタンパーも若く、鮮度の高い音が期待出来る。

 

その上、イスラエルということで、ベースがデカい音で鳴るのであれば言うこと無しなのだが、さあどうよ。

 

 

と、聴くと、これが予想の遥か上を行く凄い音だ!

 

 

イアン・ギランのボーカル、高音のシャウトが凄い。金切り声が空間を切り裂くようだ。

 

リッチー・ブラックモアのギター、音のキレが半端なく凄い。ソロでは音が飛び出してくる。

 

ジョン・ロードハモンドオルガン、圧力が凄い。分厚い音が空間を覆う。

 

ロジャー・グローヴァーのベース、ゴリゴリ感、ブリブリ感が凄い。硬いゴムの塊のような音が鳴り響く。

 

イアン・ペイスのドラム、推進力が凄い。細かく動く彼の両手が見えるようだ。(改めて聴いてみて、彼のドラムは少しジャズっぽい感じがする。)

 

 

これは凄い! 

鮮度が頗る高い! その上、爆音、いや轟音か!

きっとUKオリジナル盤凌駕するに違いない。

これ以上の音は望めないだろう、というほど、凄い!

 

UKマザーイスラエルマシン・ヘッド」、とにかく凄い音だ。

 

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何だか「BURRN!」の伊藤政則が書く記事みたいになってしまいました…

 

 

 

それにしても、今更ディープ・パープルなぁ、と思うのだが、聴くと何故かレッド・ツェッペリンよりもワクワク感があるんだよなぁ…

ツェッペリンか? パープル派か? と言うなら、やっぱりパープル派なのかなぁ…

ジミー・ペイジよりリッチー・ブラックモアだよなぁ…

 

 

 

ということで、次回の「レコード評議会」はディープ・パープルと来たらこれでしょう、というのを採り上げます。